少し早めの13回忌は娘からのプレゼント～神奈川滞在最後の夜～

ちびすけとの肉体共同生活9ヶ月目突入。

自分が妊婦であるという自覚がないということに最近気付いた私です☆

3月30日までやっていたクラウドファンディングでは本当にたくさんの人たちが家族になってくれて、温かい気持ちになったり時には涙しそうになったりと、言葉では表せられないくらいのなにかを受け取りました。

それはお金というものを通して想いをたくさん受け取ったという感じ。

改めて、この場でお礼を言わせてください。

『本当にありがとうございました♡』

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《3月30日で終了したクラウドファンディングのページはこちらから》

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ちびすけとの肉体共同生活、最後の放浪からの神奈川帰省の時間が終わろうとしている。

今回の神奈川では、約15年前に私のもとへ来てくれた娘の13回忌を執り行った。

本当なら5月の終わりだったのだけど、クラウドファンディングの中でも、このブログの中でも言葉にしている通り

娘の命日とちびすけの出産予定が重なっている。

私は、ちびすけと肉体分離する場を糸島に決めた。

里帰りして神奈川で……という道もあったのだけど、パートナーのもとでその瞬間にしか感じられない瞬間を共にしたいという想いの方が上回ったんだ。

そうなると、必然的に13回忌は早めにやろうという事になり。

臨月に入ると飛行機乗るのに診断書が必要になったりと何かとめんどくさかったので、妊娠9ヶ月の頭という早めの時期にずらす事となった。

娘の葬儀からお世話になっているお寺さんの住職さん（当時は副住職さんでした）は

お逢いする度に私に伝えてくれることがある。

『海弥（娘）ちゃんは私の坊主としての歩みの中でもとても大きな影響を与えてくれた仏様です』

その言葉に加えて、今回は説法の中で私の心にとても響いた言葉をいただいた。

『海弥ちゃんの存在をしっかり伝えてあげる事』

『お腹の中の赤ちゃんを海弥ちゃんの代わりとするのではなく、海弥ちゃんの分まで一緒に愛してあげてください』

言葉のひとつひとつまで覚えておけない記憶能力のない私なので、こんな感じの言葉ってニュアンスなのだけれど。

気付いたら涙が溢れていた。

私の中にはきっと、無意識で娘の出来事とかがつっかえていたんだと気付いた。

やっぱりどうしたって怖さはある。

でも、ちびすけと海弥は同じではないんだ。

そこを伝えてもらえた感覚で、その言葉は誰かに伝えてもらいたかった言葉でもあったんだと思う。

涙して、スッキリした。

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この13回忌という節目のタイミングも、見方を変えたら娘からのプレゼントだな。

ちびすけと肉体分離する前に、娘から必要な言葉を住職さんを通して伝えてもらった。

私はそんな気分だった。

13回忌も無事に終え、神奈川滞在も終わる。

次に神奈川に来れるのはいつになるのだろうか？と、今までより全く先の見えない予定に寂しさもこみ上げて来る。

だけどきっと、意外とすぐ来たね！

って言われるくらい、サクッとまた来そうな気もしてる。

私は藤沢が好きだ。
糸島が好きだ。

次はいつ、藤沢に帰ってくるのかわからない。
予定が見えなさ過ぎて、少し寂しい夜。
明日、糸島に帰ったら……次はいつ神奈川に来れるんだろう？
両親や大好きな人たちの笑顔に触れられるのだろう？
きっと。今は予測できない、未来は来る！ pic.twitter.com/1RaVNMJpDF
— ごとうなおみ@自由の女神 (@nao38) 2017年4月5日